
寒い冬の夜は、突然の豪雨よりも屋外のダイニングスペースを早く締め出すことがある。毛布や携帯用ガスヒーターは一定の効果はあるが、デザートを楽しみながら長居し、追加注文を促すような持続的かつ指向性のある暖かさは提供できない。そこで、当社は新たに12Vおよび24Vの電気赤外線ヒーターを開発した。即時に放射熱を発し、屋外のテーブルを室内の部屋のように快適にすることを目的としている。
内部構造のポイント
これらのヒーターは低電圧の12Vまたは24Vで動作するため、大型の変圧器を使用せずに標準の屋外対応電源に配線できる。内部にはカーボンファイバー製の発熱体を用い、短波赤外線による熱を人や物の表面に直接届ける方式を採用しているため、空気を暖めるのではない。スイッチを入れた瞬間から快適な暖かさが得られ、立ち上がりの遅延はない。各ユニットは密封された石英管を中心に構成されており、雨や水しぶきに対するIP規格をクリアしている。また、内蔵のサーモスタットで出力を一定に保ち、エネルギー消費を予測可能にしている。
屋外ダイニングにおける効果
冬季の屋外利用においては、体感温度が重要である。赤外線の暖かさは風による体感冷却を軽減するため、利用者は長時間着席し、追加注文を行い、再訪問の可能性も高まる。指向性かつ制御可能な熱源であるため、サービス動線を過度に加熱することなく特定の席を集中的に暖めることが可能だ。実際にはピーク時間帯の回転率向上や日没後の稼働テーブル数増加に寄与し、スタッフ増員なしで売上を伸ばす効果が期待できる。
導入時に考慮すべき点
低電圧配線により設置は容易になるが、計画は必要である。ヒーターを適切な電圧に合わせ、回路が負荷に耐えられることを確認し、屋外対応のケーブルおよびコネクターを使用すること。暖房範囲を考慮し、座った利用者全体に熱が行き渡る高さに設置し、局所的な過熱を避けることが重要である。実務上の注意点として、放射熱は直接人体を暖めるため、空気の温度が低くても体感快適性は高く維持される。そのため、対流暖房に比べて設定する周囲温度は低めにしてよい。